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ミノルタを使い続ける?

写真を撮ることを趣味にしてから20年以上経っています。
といっても、普段からそんなに撮っているわけでもなく、旅行に行った時にまとめてたくさん撮る、というような使い方をしてきたわけですが…。

今使っているカメラはミノルタのα7です。2001年の12月に購入したので、もう3年も経ってるのですが、最近は仕事が忙しいせいもあって旅行に出かける機会も少なく、そんなに活躍してるわけでもないのが残念です。
でも、カメラ自体は非常に気に入っています。見やすいファインダーとか、カメラの設定が一目でわかるアナログ的なダイヤル操作とか、大きくて情報量の豊富な液晶表示画面とか、本当に使いやすいカメラです。電池の持ちが悪いのが玉に瑕ですが…。

ところが、最近は、一眼レフカメラにもデジタル化の波が押し寄せてきました。僕は当分、メインのカメラをデジタルにするつもりはないのですが、「ちょっとは興味がある」というのがホントの所です。
というのも、旅行などの時は36枚撮りのフィルムを2〜3本使ったりもするわけですが、ふだんの使い方だと、1回の撮影機会に4〜5枚ということも珍しくありません。そうすると、24枚撮りのフィルムを3か月くらいかかって使い切るという、フィルムの品質保持という面から考えると、あまりやってはいけない使い方をしてしまったりしています。
デジタルカメラであれば、少ない撮影枚数でも、すぐにプリントができますから。

で、ミノルタの話に戻しますと、ミノルタも最近やっとα7 DIGITALを発売しました。
それはいいんですが、レンズが出てこないんです。一応、APS-Cサイズの画像素子に合わせて17mmから始まるズームは発売されたのですが、僕がミノルタを選択した理由の1つであるフォーカスリングのクラッチのついていない廉価版のレンズなのです。
しかも、シグマやタムロンなどのレンズメーカーのレンズも、キャノンやニコンのマウントのものは発売されるのですが、最近はミノルタのものがラインナップに入っていないことも多くなってきました。
さらに、ミノルタは会社経営が厳しくてカメラ関連の事業は縮小の方向にあるようですし…。
フラッグシップのα9もラインナップから外れてしまいましたし…。

そんな状況では、正直、デジタル一眼を買うことになっても、ミノルタは選択しないと思います。
もともとキャノンのEOS5を使っていて、ファインダーの見え具合に不満を感じてミノルタに変更したので、キャノンに戻ることも考えていません。となると、のこる選択肢はニコンです。
ニコンへの移行は、マニュアル機からAF機への移行の時も、キャノンからの移行の時も、検討したことなのですが、中級機のラインナップがやや弱いことと、マニュアルフォーカスで使いやすいAFレンズのラインナップがもう一つであることなど、不材料はあります。

まあ、いますぐデジタル一眼を買う気はないですし、α7もまだ数年は壊れることもないでしょうから、焦る必要はないのですが、今の状況でαの資産を増やしていいのかな、と思うこともあるわけです。
実は、広角側の広いレンズが欲しくて、夏のボーナスあたりでシグマの15-30mmF3.5-4.5を買おうかな、などと考えているもので…。

(2005年5月)

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